信用保証協会を利用するデメリット

 

あなたの会社や事業所が銀行や金融機関に融資や借入の申請をしてもなかなか審査が通らない状態で、信用保証協会の利用もした事が無く、本当に審査に通るかどうか不安がある。
そういった企業経営者の方に優しく、初めての申請でも融資が受けやすい、長期の借り入れも可能になるなどが、信用保証協会を利用する際の、大きなメリットといえます。
しかし当然のことながら、デメリットとなることもいくつか存在します。
審査に時間がかかる
デメリットのひとつとして言えるのは、信用保証協会は審査を行うのに約1?2カ月の時間を要するという点です。
また提出書類や資料などが、大変膨大となりますので、申請をおこなうのに対する準備が非常に大変となります。
資金繰りが厳しく、通常業務の合間の準備作業となりますので、その負担も大きいのが最大の障害になります。
このことから、急ぎの資金調達が必要と考えている会社や事業所の方には、不向きといえる面も存在します。

信用保証料がかかる
資金繰り改善の為の、資金調達としての利用を検討するのですが、信用保証協会を利用するためには信用保証料という代金を支払う必要が発生します。信用保証料とは信用保証協会に対して支払う手数料のことです。あなたの会社や事業所の保証人となって貰うことへの、謝礼の意味合いがあると考えて頂ければ良いと思います。
では実際には、どれぐらいの信用保証料がかかるでしょうか?それは必要と考えている融資の金額や種類、また借り手であるあなたの会社や事業所の信用力によって異なってきます。ですが大凡融資額の0.5~2.0%と考えて頂ければ良いと思います。融資を受ける金額によっては、高額になる可能性もありますし、元金を返済するまで毎年払っていく必要がありますので、融資額や返済の期間によっては、やはり高額になる場合もあります。

2社間ファクタリングとは?

 

売掛債権を活用した資金調達の方法の一つに、ファクタリングというものがあります。ファクタリングとは売掛金を債権として買い取ってもらい、手数料を差し引いた金額を入金してもらう資金調達方法です。
融資や借入とは違いますので、借りない資金調達方法として最近話題になっています。
このファクタリングですが、その方法には2種類あります。それは[2社間ファクタリング]と[3社間ファクタリング]といわれるものです。ここでは、まず2社間ファクタリングについてご紹介してまいります。

2社間ファクタリングの意味と仕組み
ファクタリングの方法の1種類目は、2社間ファクタリングという方法です。
これはあなたの会社とファクタリング会社という2社の間で契約を結ぶという意味になります。
ある取引先の売掛金を債権として買い取ってもらいたいと思う場合、その売掛先の取引先に、売掛債権の売買に関する事項を知らせないで行なうということになります。知らせなくても法律的に何も問題はありませんので安心してください。
2社間ファクタリングを図に示すと下記のようになります。

2社間ファクタリングのメリットは?
2社間ファクタリングを行う際のメリットは大きく次の2つがあります。
取引先に知られない
あくまでもあなたの会社とファクタリング会社の2社の間での契約、やり取りになりますので、売掛先である取引先に知らせる必要はありません。売掛金の入金日までに資金が必要という理由でファクタリングサービスを使用する訳です。そういった意味では、あなたの会社や事業所の資金繰りが厳しいという事実を、取引先に知られる事なく資金繰りが行えるというメリットがあります。
また、あなたの会社や事業所の資金繰りが厳しいという事情を、得意先に知られる事で今後の取引を再考されてしまうかもしれないリスクを回避できることも、大きなメリットといえるでしょうね。
このように、2社間ファクタリングは売掛先に知らせずに売掛債権を買い取ってくれるサービスの事なのです。
素早い資金調達ができる
2社間ファクタリングは、取引先の承諾や了承が必要ない取引ですので、素早い資金調達ができるというメリットがあります。後ほど、ご説明しますが3社間ファクタリングの場合ですと、売掛先の会社の承諾も必要になります。スムーズにいけば問題ないのですが、取引先が売掛債権の売却に難色を示す、同意しないといったことになると、ファクタリング契約自体ができないことにもなります。契約締結の為に話し合いなどの時間が必要になります。
資金がすぐにでも必要という状況では効率的なことではありませんね。2社間ファクタリングの場合は、即日に現金を用意するサービスを提供しているファクタリング会社もありますので、素早い資金調達ができるという、とても大きなメリットがあります。

2社間ファクタリングのデメリットとは?

 

先に2社間ファクタリングのメリットについて説明しましたが、勿論デメリットも存在します。
では、どの様なデメリットが存在するのか見ていきましょう

手数料が高い
2社間ファクタリングは、後ほど説明させて頂きます、3社間ファクタリングと比較して手数料が割高となるというデメリットがあります。
ファクタリング会社によっても異なりますが、買い取る、売掛債権の額面の10%~30%が手数料として差し引かれることになります。
売掛債権を買い取って頂き、売掛先の得意先にも知られることも無く、素早い資金調達ができるという非常に大きなメリットはありますが、その分手数料が高くなる傾向があるのが難点です。
では、どうして2社間ファクタリングは、3社間ファクタリングと比較して手数料が高くなるのでしょうか?
これはファクタリング会社側の債権回収に伴うリスクが高いからと言えます。
2社間ファクタリングの場合は、ファクタリング会社からしてみれば次の3つのリスクが存在することになります。

売掛先から、実際に売掛金が支払われない可能性がある。
売掛先からの入金が完了するまで、あなたの会社や事業所の経営が維持できない可能性がある。
売掛先から正規に支払われたとしても、あなたがファクタリング会社に送金しない可能性がある。

ファクタリング会社からすると、あなたの会社や事業所が有する売掛債権を買い取ることで、その手数料を差し引いた金額をあなたの会社に支払ってくれます。これは、あなた会社や事業所が、ファクタリング会社から前借りのような形で資金を調達したことになります。
ファクタリング会社は、払い出した金額を回収する為に、このような3つのリスクを背負う事になります。
2社間ファクタリングの手数料が高めに設定されているのは、この様な背景が関係しています。